ストレスについて①
広島総合訪問はりきゅうマッサージ協会ゆたかの手島です。
今日は、以前の話にあったストレスについて、感情とは何かについて考えてみたいと思います。
そもそもストレスとは感情の起伏であり、その変化によって発生していくものだと考えます。
私のなかで、感情というものは、
■外内的な刺激を受けた時に、大脳皮質(皮質下)が無意識的に危険か有益かを判断したうえで、
反応した後に起こる行動の選択権を持つ心の仕組みである。
このように考えています。
つまり感情とは無意識的な連続する身体の反応を、前後の文脈と照らし合わせて解釈し、
感情というストーリーを作っているというものです。
感情には大きく分けて二つの要素があると考えています
①行動を生み出す前に感じられること
②分量とベクトルの認識があること
の特徴があります。
今日は①の方を見ていってみましょう。
①人の行動について、ほとんどはその時の、その人の選んだ感情を主軸に行動を選択決定しています。
以前の話でいいますと、
【自分は病気である。治療しても治るはずがない】と考える
→つまり自分は病気でありつづけることを望んでいますということになり、
その選択した、暗くどんよりした感情があなたを病気でいさせ続けようとしてしまいます。
そのため病気を治そうという行動にシフトしずらくなり、
さらには、望んでいない治療をすることによってストレスが増大し、自らの自然治癒能力を低下させてしまうことになってしまうんです。
まさに悪循環ということですね。
では、そのような悪循環にならないためにはどうしたらいいでしょうか?
①でいう、せっかく行動の前に自分がいまどんな感情なのかを知らせてくれる仕組みなので、
それをうまく活用すべきでしょう。
その方法は【起こった感情に対して正しく自覚して、行為と分離してしまうこと】です。
悪影響を与えるであろう刺激に対して、ただ反応して選択するのではなく、応答することです。
人はネガティブに考えやすいようにできているので、ポジティブな思想に変えてやりましょう。
■刺激を受ける(治療しても治らないよ)→ただ反応する(暗い気持ちになる)→現状でい続ける(どうせ治らないよ)×
■刺激を受ける(治療しても治らないよ)→応答する(必ず解決法があるはずだ)→現状を打破しようと考える(よし治してみせよう)○
考え方というのは目に見えないものですが、みなさんの人生を創っています。
その考え方を左右しているのはみなさんが日ごろ感じている感情です。
みなさんも感情をコントロールしてストレスフリーな生活を送っていきましょう。
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