五十肩について
広島総合訪問はりきゅうマッサージ協会ゆたかの高橋です。
みなさん、こんにちは!
今回はお悩みのかたも多い「五十肩」についてお話していきます。
早速症状からみていきましょう。
医学的には肩関節周囲炎と呼ばれ、四十肩、五十肩どちらも症状は同じです。
髪をセットしたり、結んだりする時や、エプロンの紐を結ぶような動作をする時に肩に痛みが出るのが特徴です。
また肩関節周囲炎は肩の周囲に鋭い痛みが走る急性期と鈍い痛みがあり肩が動かしにくくなる慢性期に分けられます。
一般的には数週間から半年、長くても一年程で痛みが消失する場合がほとんどです。
続いて原因について見ていきましょう。
肩関節周囲炎は明確な原因があるわけではなく、加齢によって骨や筋肉が固くなったり、縮むことで痛みを引き起こすと考えられています。
男女差や運動習慣による差もなく、利き腕等もあまり関係しません。ただし昔野球等で肩を壊したなどの肩に関する整形疾患は関与してくると言われています。
また、猫背等による体の重心のずれや体の歪みがある方はリスクが高いです。暴飲暴食、睡眠不足やストレスによる血行不良も関係していると考えられています。
対処法としては、急性期ではとにかく安静に保つこと、難しいかもしれませんが肩を動かすことは極力控えてください。
慢性期になると、積極的に肩を動かすようにしましょう。また肩を冷やすことを避け、お風呂やカイロなどで温めるようにしましょう。
最後に こんな痛みが出る方は五十肩かも?!
というチェック項目を載せておきます。
①両腕を前から耳の後ろまでまっすぐあげる。
②手のひらを上に向け両腕を真横から真上にあげる。
③両腕を腰に回す
④両腕を頭の後ろに回す
以上の動作で痛みが出る場合は五十肩の可能性が高いです。
しかし、五十肩だとわかっても医療機関では現状湿布や痛み止めを処方するぐらいしかできません。
なので 仕事や日常生活に支障をきたす 場合は鍼灸治療をお勧めします。
まだまだマイナスイメージが強い鍼灸治療ですが、お悩みの方は一度試されてみてはいかがでしょうか?
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