高齢者の昼夜逆転

 

広島総合はりきゅうマッサージ協会ゆたかの吉岡です。

今回は高齢者の昼夜逆転についてお話します。なぜ昼夜逆転が起こるのかというと生活リズムを整えているのが「体内時計」です。それを調節する役割を持つのが脳の視床下部という場所です。視床下部には睡眠を促す「メラトニン」というホルモンがあります。加齢に伴いメラトニンの分泌が低下することによって睡眠障害が起こると言われています。昼夜逆転の症状は夜中に歩き回る、興奮して大声をだす、せん妄状態になるなどがあります。なお、「せん妄」とは、意識障害が起こり、もうろうとしてしまう状態のことです。昼夜逆転への対応は太陽の光をしっかり浴びる、就寝前に入浴をして身体を温めるがあります。

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