不完全(完全)右脚ブロックとは
広島総合訪問はりきゅうマッサージ協会ゆたかの高橋です。
みなさん、こんにちは!今回は健康診断などでよく耳にする「不完全右脚ブロック」についてです。
私の周りでも 大丈夫なの? という声が多いので今回お話してみようと思います。
まず最初に不完全右脚ブロックとは心臓で起こる症状です。心臓は電気信号によって動いており、洞結節と呼ばれる場所から心臓全体に電気信号が送られています。その電気信号が右脚という場所で滞ってしまうことを 不完全(完全)右脚ブロックといいます。
右脚は電気回路が繊細でエラーを起こしやすいです。
そのため不完全右脚ブロックという症状が割と起こりやすいのです。1000人に3人ぐらいの割合と言われています。
反対に左脚ブロックという症状もあるのですが、この場合は心疾患を伴うことがほとんどなので注意が必要です。
このように右脚ブロックはほとんどの場合何らかのエラーで起こっていて、病原性がないものがほとんどですが、心疾患の症状として起きている場合もあります。
何らかのエラーなのか、それとも心疾患なのかを見極めるポイントをいくつか挙げておきます。
①生まれつき右脚ブロックがある‥心電図などで幼い頃から右脚ブロックの症状がみられる場合はあまり心配する必要はありません。
②血圧が高い‥血管が詰まっていたり、心臓の筋肉が肥大すると血圧が高くなります。
③動悸や息切れがみられる‥心疾患の特徴的な症状です。特に早朝や運動後にみられる場合は要注意です。
④下肢の浮腫や呼吸困難‥浮腫みはその他の疾患の可能性もありますが心疾患でみられる症状です。また、呼吸困難は時間の経過とともに体が馴れてきてしまうので異変を感じたらすぐ受診して頂くことをお勧めします。
いかがでしょうか?
繰り返しになりますが 右脚ブロック は心疾患の症状として起こることがあります。
元々ご自身に心疾患はないか、ご家族で心臓の弱いかたはいないか、また高血圧や高血糖、脂質代謝異常などの症状はないか等を考慮し判断して頂きたいと思います。
健康診断で指摘されることがほとんどなので、過度に心配される必要はないかと思いますが、私の身の周りでも割とよく耳にする症状でしたので、お話させて頂きました。
ありがとうございました!
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