高齢者の骨折
広島総合訪問はりきゅうマッサージ協会ゆたかの大上です。
転倒などによって起こる骨折ですが、特に高齢者になって起こるのが
①脊椎圧迫骨折
②大腿骨頸部骨折
③橈骨遠位端骨折
④上腕骨頸部骨折 です。
今回はその中で①の脊椎圧迫骨折についてみてみましょう。
一般的に骨折といわれて思われる状態は骨がポキっと折れていたり、骨にヒビが入ったりと思われるでしょう。しかし脊椎圧迫骨折はその名前の通り上下から力が加わり、脊椎が圧迫され押し潰された様になる骨折のことです。
「ん?背骨に上下から力が加わる?」と思われるでしょう。
背骨は常に身体を支えているので、その重さに耐えられず潰れてしまうこともあるのです。また、尻もちをついても下から突き上げる力が加わることもあります。それに余り気付きにくいですが、強い咳やクシャミでも背骨には強い力が加わるし、重い植木鉢や漬物石などを持ち上げる動作の時にも加わります。
でも強い力が加わるだけならまだ起こりにくいのですが、年齢を重ねていくとどうしても骨が脆くなってきます。いわゆる骨粗鬆症です。この2つが重なって圧迫骨折は起こってくるのです。
今すぐ骨粗鬆症を改善する事は難しいので、まずは転倒しない筋力と加わった力を分散させる柔軟性を身につけていきましょう。
次回は症状などについて説明していきます。
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