統合失調症について
広島総合はりきゅうマッサージ協会ゆたかの吉岡です。
今回は統合失調症についてお話していきます。統合失調症とは何かというと、幻覚や妄想などの症状が特徴の精神疾患です。思春期から40歳くらいまでに発症しやすいです。
発症の原因ははっきりしたことはわかっていませんが、脳内で情報を伝える神経伝達物質のバランスが崩れることが関係しているのではないかといわれています。症状は突然発症する場合もあれば、数日から数週間かけて発症する場合もあり、また何年かけて徐々に発症する場合があります。
症状は大きく4つに分類されます。①陽性症状(正常な精神機能が過度に高まったり、歪みが生じるものです。)。主に妄想、幻覚の症状が現れます。
②陰性症状(正常な精神機能が低下したり、失われ生じます。)。主に感情表現が減少する、発語が乏しくなる、快感消失(喜びを感じられなくなる。)、非社交性が現れます。
③解体症状(思考障害や奇異な行動がみられます。)。主に思考が支離滅裂になり、話題が次々に変わります。また、子供じみた行為、興奮、不適切な行為などの形で現れます。
④認知障害(集中力、記憶力、整理機能、計画能力、問題解決能力などに問題が生じる状態です。)。この認知障害が起こると細部への注意が必要な仕事、複雑な作業、意志決定ができなくなります。
統合失調症は再発しやすい病気です。いったん症状が落ち着いても長期による治療が必要です。再発を見極めるサインがいくつかあります。例えば、寝れない日が続く、食欲が落ちる、そわそわして落ち着かない、焦りや不安の訴えが多くなるなど様々あります。これらのサインをご家族のために見逃さないようにしましょう。
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